当院は、ここ宗像の地において、昭和58年より地域医療に貢献を続け地域に根差した医療を提供しています。
超高齢化社会を迎えた今日、医療を取り巻く状況も変革の時をむかえています。
地域の皆様に安心して住み慣れたところでの生活が維持できるよう医療・介護・福祉にわたり切れ目のないサービスの充実に取り組んでいます。
私たち看護師は24時間365日患者様に寄り添い、笑顔とやさしさを温かい手で安心を届ける存在でありたいと思っています。
苦しみや喜びを感じる心、人を大事にする心をみがき、患者様、ご家族様、地域の皆さまと対話を重ね、心ふれあうあたたかい看護を目指しています。
摩利支病院 看護部長
古川 宮子
プリセプターシップ
新人看護師が安心して現場に慣れることができるよう、当院ではプリセプターシップ制度を採用しています。経験豊富な先輩看護師が個別に指導し、実践的なスキルや知識を着実に身につけられるようサポートします。一人ひとりの成長を大切にし、自信を持って患者ケアに取り組めるようサポート体制を整えています。
ワークライフバランス
看護師としてのキャリアとプライベートの両立を実現するために、当院ではワークライフバランスを重視した環境づくりを行っています。休暇取得のしやすさや柔軟な勤務形態を導入し、心身の健康を維持しながら働ける職場を提供します。安心して長く働ける環境で、充実した看護ライフをサポートします。
外来診療は、定期的に受診に来られる方から初めてお越しになる方、体調の悪いなかお越しになる方もいらっしゃいます。そのような患者様一人ひとりへ寄り添い、患者様の身になって看護ができるよう心がけております。
お体の不自由な患者様には診療の介助や検査・処置の介助を行い、来院が難しい状態となり医師が必要と判断した患者さまへは訪問診療も行っております。
疾患や生活に関する指導を行い患者さんが安心できるようサポートを行っております。
当院の一般病棟は43床です。うち10床は地域包括ケア病床となっています。急性期疾患、慢性期の急性増悪、リハビリ目的、レスパイト目的など様々な方を支援しています。
患者さまは病状や環境などご事情が様々です。ご自宅から入院となる方、他病院から転院となる方、高齢者施設等の介護施設から入院となる方などご入院となる方も違えばその方を支援される方も様々です。私たち一般病棟は、患者さま・ご家族の意向を大切にし、医療・福祉施設とも連携して在宅へ移行するための環境調整を行っています。
療養病棟は27床です。一般病棟での治療が終わり症状は安定しているが引き続き医療的なケアを必要とされる方を対象としています。看取りの方など人生の最終段階において長期に渡って療養をしていただくことができる病棟です。看護師・看護助手が協力し患者様の長い療養生活を支えています。ADLの低下や寝たきり状態の方、言葉でのコミュニケーションが取れない患者さまにも安心して療養生活を送ってもらえるよう、顔色や動作などのささいな変化を見逃さないよう観察し、患者さまの状態にあわせた看護を行っています。